弁理士に対する「懲戒請求」の話題を目にする機会が時折あります。 一般の人、そして我々同業者であっても、懲戒制度の専門家なんていう人はいません。なんとなくヤバそうな制度というくらいの認識です。なので、「懲戒処分」と聞けば、「弁理士として特許庁…
特許や商標の国際出願の実務において、各国の特許庁(審査官)から拒絶理由通知や方式指令を受けることは日常茶飯事です。 その指摘が法的な解釈の違いや先行技術に基づくものであれば、代理人としての腕の見せ所でもあります。しかし、今回フィリピンの知的…
特許事務所にとって外国送金は切っても切れない日常業務。 できることならサッと済ませたい手続きなのに、最近の規制の厳しさといったら、「マネーロンダリング対策」というより「円の海外流出を防ぎたいだけでは?」と疑いたくなるレベルです。 うちは月末…
外国案件の割合でインドが中国を抜いてトップになって、もう数年が経ちます。中国との取引が始まった当初は、欧米流のプロトコルに慣れていたこともあり、多少の違和感を覚えたものでした。しかし、その中国をはるかに上回るのが、インド代理人の破天荒さで…
1. ブログという「時系列の呪い」からの解放 これまで、はてなブログで情報を発信してきましたが、専門知を深める中で、ある限界を感じていました。それは、ブログというメディアが持つ「時系列(フロー)」という構造です。 どんなに書いても、新しい記事を…
弁理士業務とAIをテーマにした研修を聴講してきました。AIの使い方を教わるというより、弁理士業務にどの程度AIが寄与できるのかを知りたい、というのが私の目的でした。普段は同業者と接する機会が少ないので、他の弁理士がどのようにAIを活用しているのか…
デッドコピーではない2つの意匠が似ていると思うのは、そこにゲシュタルトの心理があるからだと思います。 個々の形態は相違しているのに何となく似ていると思うのは、人が個々ではなく「まとまり」を知覚してそれが類似感覚に影響しているからだと思います…
願書に出願人、発明者の情報を記載するときは、必ず原語を併記しています。 あの中国でさえ、漢字の他に英文を併記しているくらいなので、願書に英語を併記するのは、デファクトだと思っているわけですけど、21世紀に入ってもう26年も過ぎた現在でも、日…