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あるはずの出願がない!事務所の出願ミス!!かなり焦りました

事務管理上、出願審査請求期限のお知らせを出願人にするのですけど、これも虫の知らせというのでしょうか、普段はやらない、公開公報を見てみるということをやりました.

当然、公開公報がヒットするわけですけど、それがヒットしません.

出願番号を改めて確認して再度、試してみてもヒットしません.

実はこの出願は、PCT案件で、自己指定は外しているわけですけど、もしかしたら、全指定にしてしまっていた??

笑い事では済まされず、焦りながらPCT願書をチェックしてみると、日本は除外されています.

幸いにも、国内移行期限前だったので、事務所ミスだったとしても自力救済はできます.

 

次に考えられることは、別の事務所が国内優先をした.

そう言えば、この出願から半年くらいしたあとで、出願のテキストファイルが欲しいというリクエストがあったのを思い出しました.

PDFファイルはすでに送ってあるので、テキストファイルが欲しいということは、それを使って「何か」をするためです.

特許庁DBを見ると、この出願の後に、別事務所経由の一件の出願が見つかりましたが、国内優先はされていませんし別件です.

ただし、これ以外に別出願があるのかもしれないわけで、優先期間をギリギリまで使って出願した場合の公開日は来月です.

ただ、それを待っていると国内移行期限が過ぎてしまいます.

 

ファイルを取り寄せようか、特許庁に電話してみようか、迷いながらも、出願人に聞いてみることにしました.

メール送信後、すぐに国内優先はしていないが、別のPCTを出願したという返信が却ってきました.

国内優先していないし、別のPCTは関係ないだろうなあと思いチェックしてみると、なんとなんと、複数優先されていて、その1つに行方不明の出願が含まれていました.

そして全指定です.

これで謎が解けました.

ここに至るまで約2時間、結構、胃が痛い時間を過ごしました.

 

さて、自分への反省点として、なぜ、別PCTまで思考が及ばなかったのか、という点です.

日本特許庁で見つかった出願の内容が違っていたので、そこまで思考が及ばなかったとはいえ、国際出願もチェックしてみるべきでした.

 

ただ、これは事故とはいえ、場合によっては、自己指定してしまっていたと思い、日本への国内移行手続きをしてしまったかもしれないし、取下げられているとは知らずに審査請求をしてしまっていたかもしれないわけで、いずれにせよ、もしそれらの手続きをやっていたら、結構、面倒なことになっていました.

 

代理人を代えるのはいいけど、一報がほしかったなあと、ちょっと恨み節です.

それでも事務所側のミスで出願が取下げられていたなんていう最悪の事態ではなくて本当に良かったです.