外国の代理人とやり取りをしていて、面白い情報にたどり着きました。
「1週間で商標が登録できる国がある」というのです。
その国の名前は「アンドラ」。正直、聞いたことありません。調べてみると、フランスとスペインの国境に挟まれた小さな公国でした。出願からなんと5日で登録されるというのです。
知財制度を持つ国々を見渡すと、ひとつの傾向がある。新興国ほど審査・登録に時間がかかること。逆にいえば、爆速審査が実現できている国は、それだけオペレーションの質が高いということになり、アンドラはまさに後者。
商標はどの国でも早くて数ヶ月はかかるのが普通なので、5日というのは文字通り「爆速」です。
実は、欧州意匠が爆速だというのは経験上知っていました。こちらも出願から1週間以内で登録できます。ただ、商標のほうがビジネスの場面で使いやすいシーンは多い。
たとえば、ライセンス契約で「どうしても登録番号が必要」という状況があって、そういうとき、アンドラに出願してしまえば、ほぼ即座に登録番号を手に入れることができるわけです。
また、アンドラはパリ条約の加盟国です。つまり、アンドラを第一国出願として、そこから他国へ優先権を使って展開するという戦略も考えられます。
詳しくは公式サイトのコラムに書いてあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
Global IP & Customs Enforcement
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